水俣病被害者側の発言の途中でマイクを切ったことについて謝罪する伊藤信太郎環境相=東京都千代田区で2024年5月8日午後0時9分、山口智撮影 水俣病の患者・被害者らと伊藤信太郎環境相との懇談で、被害者側のマイクの音が途中で切られた問題で、伊藤環境相は8日、熊本県水俣市に行き、被害者らに直接謝罪することを明らかにした。 【写真まとめ】懇談当日、消音について問われた環境相や職員の表情 伊藤環境相は同日、報道陣の取材に応じ、「マイクを切ったことは大変遺憾であり、申し訳ない。深くおわび申し上げる」と述べた。 懇談の場は1日、水俣病公式確認から68年を迎えた慰霊式の後に水俣市内で開かれた。八つの団体の代表がそれぞれ3分間の持ち時間で国への要望を述べていた中、持ち時間を超過した2団体に対し、司会役の職員がマイクの音を切った。 環境省特殊疾病対策室によると、持ち時間を超えた場合にマイク音を切るという方針を
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