東京都教育委員会は30日、勤務先の小学校で女子児童に不適切な身体接触を繰り返したとして、23区内の小学校に勤務する男性副校長(49)を停職6カ月の懲戒処分とした。副校長は辞意を示しているという。 都教委によると、副校長は昨年6〜9月ごろ、勤務先の小学校で複数の高学年女子児童の腰付近を数秒さわるなどの行為を繰り返した。女児の保護者から校長に苦情があり発覚。調査の過程で、平成14〜15年の教諭時代にも、担任だったクラスの高学年女子児童の腰に手を当てて自分に引き寄せるなど、不適切な行為を繰り返していたことが判明した。副校長は「くせのようなもので、ついやってしまった」と話しているという。都教委は「わいせつとまではいえない」と判断、停職処分にとどめた。