警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」を無断で使用したTシャツを販売したとして、警視庁新宿署は商標法違反の疑いで、千葉県松戸市の会社員の男(28)ら男3人を書類送検した。 調べによると3人は昨年11月26日午後7時ごろ、新宿区西新宿の新宿中央公園前路上に止めた乗用車内に、シルエットになったピーポ君が銃で撃たれる図案のTシャツ15着を販売目的で所持していた疑い。 3人はアルバイト先で知り合った仲間で、平成18年ごろからTシャツを作成。1着3150円で、大学構内などで販売していた。 3人は「革製品のブランドを立ち上げるのが夢で、資金作りのつもりだった」と容疑を認めている。ピーポくんを選んだ理由については、「ミュージシャンのボブ・マーリィの曲で、『保安官を撃つ』という曲があり、それをピーポくんに見立てて図案化した」などと供述している。