発達障害の種類や特性の現れ方・程度には、個人差があるのが特徴です。ひとつの種類・特性だけが現れる人もいれば、いくつかの種類・特性が重なって現れる人もいます。また、発達障害の特性があっても日常生活や仕事などで支障がない場合もあれば、さまざまな困難を抱えて生きづらさを感じる場合もあります。 最近では、発達障害のことを「神経発達症」とよぶこともあります。 神経発達症には、発達障害のほかに、知的能力障害、コミュニケーション症群、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。 発達障害 関連ワード集 専門医からの ワンポイントメッセージ 発達障害は、脳の特性によって生じるものなので、個人の努力だけで解決することは困難です。しかし、脳機能の特性は目に見えないため、他者との違いを感じながらもご自身が発達障害であることに気づかないまま、悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。 生きづらさを感じて