漫才のナンバーワンを決める『M-1グランプリ2023』が12月24日に開催され、結成5年目の令和ロマンが第19代王者に輝いた。 ファーストラウンドで1番手に選ばれた令和ロマンは、遅刻寸前でパンをくわえて走る女子学生が、男子学生と道の角でぶつかり、その彼が転校生だという少女漫画にありがちなシチュエーションのネタを披露。女子学生、男子学生の走る方向の違いから「学校はどこにあるのか」をいろいろ推察して笑わせ、648点をマーク。3位でファーストラウンドを突破すると、最終決戦でもトップバッターで登場し、車作りに挑戦するクッキー工場の人々の姿を描いたドラマのネタで優勝を飾った。 高比良くるまに対して、中川家の礼二「なんとも言えない才能」 令和ロマンは、ネタのおもしろさだけではなく「スター性」も抜群にあった。 ファーストラウンドの登場時のせり上がりでは、高比良くるまはステージ側に体を向けず右側に向かって