日本大学アメフト部「フェニックス」の元監督・内田正人氏。事実上の永久追放を意味する除名処分となってから約6年の日々を振り返った photograph by Yuki Suenaga 昨年発覚した大麻問題により、廃部となった日本大学アメリカンフットボール部。そもそも社会的な関心を集める契機となったのが “悪質タックル” 問題だ。2018年5月6日、関西学院大(以下、関学大)との対戦で日大の宮川泰介選手がプレー終了後に相手のクォーターバック(QB)へ背後からタックルを行い、全治3週間のケガを負わせた。内田正人監督、井上奨コーチによる指示があったと関東の大学のアメフト部を管轄する関東学生アメフト連盟(以下、関東学連)で認められ、内田氏に除名処分、チームは当該シーズン終了までの出場資格停止処分が下された。追放された内田氏に「その後」から今までの話を聞いた。(「悪質タックル問題」編、「大麻問題」編も