高校生と肩を組み写真撮影に応じる小川淳也氏(右から2番目)と蓮舫氏(同4人目)ら=高松市瓦町で2021年10月22日午後6時2分、潟見雄大撮影 衆院選で注目区となった香川1区は、立憲の小川淳也氏(50)が自民の平井卓也氏(63)に約2万票の差を付けて勝利した。平井氏の地盤や組織力に対し、型にはまらない運動を展開。親しみやすさやSNSを駆使して高校生らにも支持を広げ、12年ぶりに選挙区を制した。 平井卓也氏に2万票差で勝利 「急に寒くなりましたね。お体大丈夫ですか」。選挙期間中、街頭でマイクを握る小川氏は、集まった有権者らに気軽に声をかけた。演説後は有権者ら一人一人と対話する時間を多く設け、「旦那さんによろしく」「遠くからいつもありがとう」とコミュニケーションを取った。「青空対話集会」と銘打った街頭演説には若い世代が多く集まり、高校生が来ることも珍しくなかった。 訪れた人に話を聞くと、SNS