平成30年卒業予定の大学生の選考解禁からわずかひと月半。早くも31年卒業予定の3年生が就職活動を意識して動き出しています。これから夏のインターンシップが本格化するからです。 インターンシップは本来、就業体験を通して学生が仕事や業界への理解を深めることを目的としています。しかし近年、早期に学生と接触できる機会としてインターンシップを実施する企業が増加しています。特に、この夏からは十分な就業体験ができるものに限り「1日」だけのインターンシップが認められました。実施企業はますます増えると予想されます。 一方、学生の間では、インターンシップをうまく活用することが、内定獲得の近道になるという考えが広まっているようです。企業の採用意欲が高まっているにもかかわらず、早めに動き出す学生が目立ちます。インターンシップ先の企業から早期に内定をもらった先輩を見て、自分も早く内定が欲しいと考える学生もいるようです