防衛省は、陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が銃撃され死傷した事件で、殺人などの疑いで送検された自衛隊員の男(18)について免職とする処分を発表した。 【画像】殺害された2人の遺体がのせられた霊柩車を見送る自衛官ら この事件は今年6月、岐阜市の日野基本射撃場で起きたもので、隊員の男が自動小銃を発砲し、3等陸曹だった八代航佑さん(25)と、1等陸曹だった菊松安親さん(52)が死亡、別の隊員1人が大ケガをした。 殺人などの疑いで送検されたこの隊員の男について、陸上幕僚監部は20日、免職とする処分を発表した。 岐阜地検はこの男を鑑定留置して、刑事責任能力などを調べている。