世間を騒がせたガーシー(本名・東谷義和)容疑者の逮捕劇は、警察当局にとって「SNSマフィア」と呼ばれる“SNSを使った恐喝集団”を一掃する入り口に過ぎないという。警視庁の真の思惑と、ガーシー容疑者の先に見据えるターゲットの存在に迫った。 【写真8枚】日本へ帰国する機内でのガーシー容疑者 エコノミークラスの最後列の席でスマホを操作していた *** 5月4日、逃亡先のアラブ首長国連邦(UAE)から帰国後、成田空港で逮捕されたガーシー容疑者。しかし警視庁は「これで一件落着」とは考えていないという。 「当局はガーシー容疑者を確実に起訴する意気込みで、早期の保釈も考えていないとされます。ガーシー容疑者は接見した弁護士に“(捜査に)協力姿勢でいきます”と伝えたそうですが、捜査関係者の一人は“それと既遂の犯罪事実とは別だ”と話しています」(全国紙警視庁担当記者) ガーシー容疑者が問われているのは、昨年2