ロシアのプーチン大統領(左)とロシア正教会のキリル総主教=2017年5月、ロシア首都モスクワ/Mikhail Svetlov/Getty Images (CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は8日までに、ロシアのウクライナ侵攻に関連しロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教に対しプーチン大統領の「侍者になるな」と叱責する発言を示した。 教皇によるこれまでで最も強い調子での同総主教に対する説諭で、侵攻を正当化するロシア政府の主張を認めたキリル氏をとがめもした。 フランシスコ教皇はイタリア紙コリエレ・デラ・セラとの会見で、自らがキリル総主教とオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を通じて今年3月16日に約40分間話し合ったことに言及した。 一方、ロシア正教会の対外関係部門はフランシスコ教皇の今回の発言は、総主教との会談内容を描写する上で「間違った観点からとらえている」とし