22日、イスラエル軍の攻撃を受けた建物から救出される子ども=パレスチナ自治区ガザ南部ラファ(AP=共同) 【エルサレム共同】イスラエル軍は21日、パレスチナ自治区ガザ北部のイスラム組織ハマス拠点への攻撃強化を発表した。中東の衛星テレビは、ガザで21日から22日にかけて軍の空爆が相次ぎ50人以上が死亡したと伝えた。軍は22日、ヨルダン川西岸のハマスが関係するモスク(イスラム教礼拝所)の地下施設を空爆したと発表した。ガザでは21日に初めて人道支援物資が搬入された。近く第2陣が搬入される可能性がある。双方の死者は22日、計6千人を超えた。 【写真】ハマスに解放されイスラエルに戻る米国籍の母娘 ハマスは21日、人質の女性2人を人道上の理由で解放すると仲介役カタールに伝えたが、イスラエル政府が受け入れを拒否したと通信アプリで発表した。20日の米国人2人と同じ手順で22日に解放する準備ができていると主
ガザ、パレスチナ自治区、10月18日 (AP) ― イスラエル陸軍は10月17日、パレスチナ自治区のガザを実効支配するイスラム組織ハマスの軍事部門最高司令官を殺害したと主張する映像を公開した。 イスラエル国防軍は声明で、同国戦闘機がハマス軍事部門のアイマン・ノファル最高司令官を殺害したと発表した。 ハマスの軍事部門アル・カッサム旅団も、ガザのブレイジ難民キャンプに対するイスラエルの爆撃で、ノファル氏が死亡したことを確認した。 ノファル氏は、これまでにガザ地区に対するイスラエルの空爆で死亡した最高位の過激派で、ガザ地区中央部におけるハマスの過激派活動責任者であり、同地区におけるハマス、イスラム聖戦やその他の過激派を調整する同グループの「共同作戦室」の創設に関与していた。 住民によると、イスラエル軍の空爆でブロック全体が灰燼(かいじん)に帰し、数10人の死傷者が出たという。 (日本語翻訳・編集
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム過激派テロ組織「ハマス」が突如イスラエルを攻撃。軍事衝突が激しさを増すなかで、双方の死者は2800人を超えた(13日時点)。 イスラエル・パレスチナ情勢に関心が高まるなかで、これまで日本メディアが報じてきた中東和平問題がいかに偏向的なものであったか、イスラム思想研究者の飯山陽氏は指摘する。 <本記事は飯山陽著『中東問題再考』(育鵬社刊)の一部を抜粋・再構成したものです。※肩書は当時のもの> 中東和平問題への外務省とメディア・「専門家」の立場の違い いわゆる中東和平問題について、日本の外務省は次のように説明しています。 「中東和平問題とは、数次にわたる戦争でイスラエルが占領した土地(ヨルダン川西岸、ガザ地区、ゴラン高原)を、イスラエルの安全を確保しつつパレスチナ人を含むアラブ側に返還して、いかに和平を実現するかという問題です」 ここでなぜ外務省の説明
16日、ニューヨークの国連本部で開かれた、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事衝突を巡る安保理会合(ロイター時事) 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会(15カ国)は16日午後(日本時間17日午前)、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事衝突を受け緊急会合を開き、ロシア提出の即時停戦を求める決議案を否決した。 【ひと目でわかる】イスラエルとパレスチナ 賛成は中国など5カ国にとどまり、日米英仏が反対。残り6カ国は棄権した。 決議案の採択には9カ国以上の賛成が必要だった。ガザで人道危機が深刻化する中、支援のために軍事作戦の「中断」を求めるブラジル作成の決議案も検討されており、安保理は17日午後(日本時間18日午前)にも採決を行う見通し。 いずれの決議案も民間人への暴力やテロ行為を非難し、人道支援の提供を要請する内容だが、ロシア案はハマスについて言及がなかった。イスラエル
#2 #3 #4 #5 #6 #7 これまでのイスラエルへの攻撃との相違点 10月7日にパレスチナ南部・ガザ地区を支配する政党・イスラム組織「ハマス」の軍事部門がイスラエルを奇襲し、1000人以上が死亡。対するイスラエル軍のガザ空爆で1500人以上の犠牲者が出ている。イスラエル軍は地上部隊を侵攻させてハマス掃討作戦を強行する構えで、今後さらに多数のガザ住民の被害が予想されるという悲劇的な状況になっている。 では、なぜハマスは今、このような攻撃を開始したのか。 ハマスがイスラエルを奇襲したこと自体は、初めてのことではなく、驚くことではない。ハマスはもともとイスラエルによる支配への抵抗を掲げる組織である。当初はイスラエルの存在自体を認めていなかったが、現在は少なくとも建前上は、1967年に第3次中東戦争で占領したエリア(現在のパレスチナ自治区)以外は、イスラエル領だと認め
イスラエルのネタニヤフ首相と野党党首のガンツ元国防相は11日、緊急の挙国一致内閣の樹立で合意したと発表した。9月撮影(2023年 ロイター/ABIR SULTAN) [エルサレム 11日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は11日、イスラム組織ハマスとの戦闘を指揮するため、挙国一致政権を樹立した。ガラント国防相はハマスを「地球上から」一掃すると表明した。 【動画】父も兄も、妊娠中の妻も イスラエル軍の攻撃で8人の家族失ったガザ市民 ネタニヤフ氏は野党党首のガンツ前国防相と共同声明を発表し、緊急の挙国一致内閣の樹立で合意したと明らかにした。ハマスによる7日の奇襲でこれまでに少なくとも1200人の犠牲者が出ていることを受けた措置。 声明によると、挙国一致内閣はネタニヤフ、ガンツ両氏のほか、ガラント国防相が加わり、ガザにおけるハマスとの戦闘中、無関係な政策や法律を推進しない方針。 ネタニ
パレスチナのガザ市でイスラエル国防軍の戦車を破壊するハマスの軍事部門「エゼディン・アル・カッサム旅団」(2023年10月7日) Photo: Hani Alshaer / Anadolu Agency via Getty Images パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム武装組織「ハマス」が10月7日、イスラエルに向けてロケット弾を発射し、大規模な越境攻撃を仕掛けた。イスラエルは報復として直ちにガザ地区への激しい空爆を展開し、ガザ地区を「完全包囲」すると圧力をかけている。 【画像】ハマスによる奇襲攻撃の直後、献血する若きイスラエル人女性 この数年で、パレスチナ自治区の武装組織とイスラエルの衝突は激化の一途をたどっていたが、ハマスはなぜいま、これほど激しくイスラエルを攻撃したのか? イスラエル紙もハマス幹部も同じ理由に言及イスラエル紙「ハアレツ」は10月8日付けの社説で、イスラエ
イエメンの首都サヌアでイスラエルと米国の国旗を燃やす人々(2023年10月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)との武力衝突は、世界的に影響を及ぼしている。各国の反応をまとめた。 【写真18枚】各国に広がるパレスチナとイスラエルそれぞれの支持集会
破壊したイスラエル軍の戦車の上に立ち、パレスチナの旗を振るハマスの武装組織=2023年10月7日、ガザ地区 パレスチナ自治区ガザ地区からイスラエルに大量のロケット弾などが打ち込まれ、多くの死傷者が出ている。パレスチナ自治区を実効支配するイスラム組織ハマスによるもので、ここ数年では最大規模の攻撃となっている。 【動画】ハマスから攻撃を受けたイスラエルがガザ地区に報復する様子 BBCによると、イスラエルでは少なくとも250人が亡くなり、負傷者は1590人に上っている。10月7日の夜明け後には、ガザ地区から数十人規模の武装集団がイスラエル南部の集落に侵入し、イスラエル兵と市民を人質に取った。中にはガザ地区に連れ去られた人もいるという。 ハマスからの攻撃にイスラエルもガザ地区を空爆して応戦。ガザ地区ではこれまでに232人が殺害され、1650人が負傷していると報じられている。 イスラエルを攻撃してい
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