漫画家生活30年を超える柴田亜美さん。1991年に発表したプロデビュー作『南国少年パプワくん』で一世を風靡したのち、少年漫画、ギャグ漫画、エッセイ漫画などジャンルを問わず、多くの傑作を生み出した。 【マンガ】鼻血を吹くほど忙しい! 柴田亜美さんが体験した「地獄の漫画家生活」(4P) そんな柴田さんがTwitterに「常軌を逸した多忙ぶり」を紹介する4コマを投稿した途端、ネットは激震。毎月の執筆ページは、なんと150ページ近く。 90年代を代表する超人気漫画家の生活とはどんなものだったのか? 柴田さんに振り返ってもらった。(全3回の1回目/ #2 、 #3 を読む) ◆◆◆ 広告会社勤務から「地獄の漫画家生活」に突入――1991年に「月刊少年ガンガン」創刊号で漫画家デビュー。いちばん忙しかったのはいつ頃ですか? 柴田亜美さん(以下、柴田) デビュー翌年に『パプワくん』がアニメ化されて、その数