真のサプライズは、最後の最後に待っていた。 2.21東京ドームで行われた武藤敬司の引退試合。武藤は人工関節が埋め込まれたヒザの古傷だけでなく、1カ月前に負傷した両脚太腿の肉離れが完治せぬまま、新日本プロレスのトップの一角である内藤哲也と対戦。28分にも及ぶ熱戦を展開し、最後は内藤のフィニッシュホールド、デスティーノの前にピンフォール負け。 【画像】武藤からSTFでギブアップを奪った蝶野 試合後、武藤は内藤と握手を交わし、ファンに感謝のメッセージを送ったあと、突然こう切り出した。 「まだ自分で歩いて帰れるし、ちょっとエネルギーも残ってるし、まだ灰にもなってないわ。どうしてもやりたいことがひとつあるんだよ。蝶野!俺と闘え!」 リングサイドの放送席でゲスト解説を務めていた闘魂三銃士の盟友、蝶野正洋に対戦を要求したのだ。 武藤と蝶野の結びつきは深い。1984年、新日本プロレスに同日入門した同期であ
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