普天間基地の辺野古移設が争点のひとつとなった参議院選挙沖縄選挙区。実は東京選挙区でもひとり、沖縄の基地負担軽減を公約に掲げた女性候補者がいました。 選挙戦を取材しました。 【写真を見る】「米軍基地を東京へ」右翼女性が訴えた参院選 「沖縄県民は全国の人口の約1%しかいないんです。1%に99%の安全保障を担ってもらってる。黙認したまま安全保障って言えるんですか?」 マイクを握るのは参院選・東京選挙区から出馬した中村之菊さん。 足早に通り過ぎる人達に語る公約は― 東京選挙区で出馬 中村之菊さん 「嫌なものは見えにくい沖縄に押し付けてきたという現状があります。 “沖縄の米軍基地を東京に引き取る”。こういう事を政策に掲げています」 “沖縄の米軍基地を東京へ引き取る”。「6枠」を争う34人の候補者の中で唯一、沖縄の基地問題を公約に掲げた候補者です。 東京選挙区から出馬 中村之菊さん 「党員が2人ってい
5月18日、朝日新聞デジタルに「SPEED」元メンバーで歌手の島袋寛子のインタビューが掲載された。自身の出身地である沖縄の米軍基地問題について初めて語っており、SNSにはさまざまな反応が寄せられた。 沖縄は1972年5月15日にアメリカから返還された。普天間飛行場のそばで育った島袋は、復帰50年のタイミングだからこそ、基地に対する複雑な思いを「覚悟を決めて」話せたという。 「島袋さんは、今回の記事で《私は10年近く沖縄を離れていました。言ってみれば、『偽者沖縄人』。だから、まずは沖縄のことを知らなきゃいけない》として、基地について知人と話したり、関連する本を読んだりしたことを明かしています。 そのうえで、自身の思いを詳細に語り、『子どもたちが自由に夢を描く沖縄であって欲しい』と語りました。長い沈黙を破っての発言に、SNS上では《これは貴重なインタビュー》といった好意的な反応が多く見られまし
「ヘイ、ヘイ!」 店を出ると白人の店員が追いかけてきた。 たどたどしい日本語で「許可なく撮影してはダメ、画像を消しなさい」と強く迫ってくる。とっさに、撮影したものとは別のクリスマスツリーの画像を見せて「店の写真は撮っていない」と訴えると、ようやく離れていったーー。 【画像複数枚あり】マスクを着けずに出かけたり、どんちゃん騒ぎに参加したりする米兵たち ジャーナリストの横田一氏は、昨年12月18日、24日、25日に沖縄・金武町にある米軍基地「キャンプ・ハンセン」周辺を取材した。 横田氏はマスクを着けずに酒を飲み、大声で騒ぐ米兵たちの姿をひそかにカメラに収めていった。冒頭の記述は、その隠し撮りが発覚したときの様子だ。 たびたび報じられてきたように、同基地では12月17日、新型コロナウイルスのクラスターが確認されている。 ところがその直後も、「キャンプ・ハンセン」の前に30~40軒立ち並ぶ繁華街「
沖縄県は2日、2021年12月30日時点で判明していた県内のオミクロン株感染者について、国立感染症研究所が解析した結果を公表した。米軍キャンプ・ハンセンでクラスター(感染者集団)が発生した当時、同基地内には遺伝子レベルで違いのある2種類の株があり、そのうち一つが嘉手納基地や市中感染でも見つかった。県は「時系列で考えると、基地から市中感染へと広がった」と指摘した。 【図解】沖縄のオミクロン株どう広がった? 国立感染症研究所は国内の変異株の解析を担う機関。同研究所の解析を基にした県の説明によると、ハンセンでは2種類のオミクロン株が同時流行していた可能性が高い。同基地従業員からは2種類の株が見つかり、それぞれが基地従業員から家族へと広がった。 2種類のうち一つは嘉手納基地の従業員からも見つかり、忘年会や家族内感染で広がった。基地従業員ではない感染者からも同一の株が見つかっており、この株が市中で広
沖縄県は3日、県内の新型コロナウイルスの新規感染者が130人(前日51人)だったと発表した。新規感染者が100人を超えるのは昨年9月25日の115人以来、3ヵ月半ぶり。新規感染者の累計は5万895人。 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況 また、在沖米軍関係者の感染が新たに16人確認された。前日は70人、おとといは235人、昨年12月31日は98人で、年末年始の4日間の合計は419人。非常に高い水準で推移している。米軍関係者の累計は3699人となった。 県内の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は2日時点が17.37、3日時点で25.79と右肩上がりで増えており全国1位。全国平均は2.12(2日時点)。2位は山口県5.90、3位は群馬県 5.82。
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