広島が27日、野村祐輔投手(35)の今季限りでの現役引退を発表した。今季最終戦となる10月5日ヤクルト戦で引退セレモニーが行われる。 野村は広陵をへて、明大から11年ドラフト1位で広島に入団した。1年目に新人王を獲得すると、翌13年には初の2桁勝利となる12勝をマーク。16年には最多勝、最高勝率のタイトルを獲得するなどリーグ優勝に大きく貢献した。その後も3連覇したチームで先発の一角を担った。21年以降は登板数を減らしたものの、13年連続で1軍登板を果たし、今季8月13日DeNA戦までデビューから210試合連続先発登板の日本記録を持つ。通算成績は210試合登板で80勝64敗、防御率3・53を残す。 「今シーズン限りで引退することを決断しました。カープで13年間プレーできたことを誇りに思います。私の野球人生の中で、3度のリーグ優勝を経験させていただいたことはとても大きな宝物です。野球をはじめて