サッカーのW杯カタール大会は20日、開幕戦で開催国カタール(A組)が0―2でエクアドルに敗れた。日本代表(E組)にとっての初戦は、23日のドイツ戦。 日本サッカー協会の田嶋幸三会長は22日、開催国カタールが人権問題に関して国際的な抗議を受けていることについて「今この段階でサッカー以外のことでいろいろ話題にするのは好ましくない」とコメント。さらに「差別や人権の問題は当然のごとく協会としていい方向に持っていきたいと思っているが、協会としては今はサッカーに集中するときだと思っている。ほかのチームもそうであってほしい」と語った。 これに対し、国際人権非政府組織(NGO)ヒューマン・ライツ・ウオッチの笠井哲平さんは、英語で「またもスポーツウォッシングの一例だ」とツイート。さらに、日本語で「『好ましくない』のはカタール当局による人権侵害であって、国際的に注目が集まるワールドカップで人権問題を批判するこ