中日は16日、いずれも支配下から戦力外とした近藤廉(25)、森山暁生(18)の両投手、星野真生内野手(19)とナゴヤ球場に隣接する昇竜館で交渉し、育成契約を結んだ。 【写真】近藤廉らを浮かない表情で見つめる立浪監督 3年目左腕の近藤は今季1軍登板が1試合で、そのマウンドは1回で62球を要して10失点。20万円減の年俸490万円で再契約し「来季はここにいい笑顔で座っていられるようにしたい」と再起を誓った。
(セ・リーグ、中日2-18DeNA、18回戦、DeNA13勝4敗1分、25日、バンテリンD)DeNAのトレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=が8回7安打2失点、7奪三振。球団外国人投手史上2人目の10勝目、同シーズン最多を更新する128奪三振をマークした。 試合後、囲み取材に応じたバウアーは冒頭、自ら「質問に答える前に、一つだけ言わせていただきたいことがある」と切り出した。九回に4番手で登板し1回10失点と大炎上した中日・近藤へ「近藤選手に対して、どんなにいい投手でもこういう日がある、誰もがこういう経験をしているということ。このような結果に落ち込むことなく、落胆することなく、これからも前を向き続けてほしいと、メッセージを送らせていただきたい」と語った。
<DeNA18-2中日>◇25日◇バンテリンドーム 中日の負の連鎖が止まらない。 23日阪神戦(京セラドーム大阪)で敵地14連敗の球団ワースト記録を更新。出直しを期した本拠地での戦いも、今季最多18失点の大敗で連敗は今季最長タイの7に伸びた。借金も95年以来となる27となった立浪和義監督は(54)は「相手に完全に支配されてしまった。投手陣が崩れだしているので先に点を取られると苦しい」と声を絞り出した。対DeNAも5連敗で今季の負け越しが決まった。 【写真】ベンチでうなだれる立浪監督(左) 先発松葉が初回につかまった。1死から桑原、佐野の連打でピンチを迎え、4番牧に右越え2点打を浴びる。さらにソトにも犠飛を許して、いきなり3失点。3回、6回にも失点を重ねた。6回5失点で4敗目を喫した左腕は「力不足をすごく痛感する登板になってしまいました。次までにもう1度反省して臨みたい」とうなだれた。 打線
◇セ・リーグ 中日2―18DeNA(2023年8月25日 横浜) 中日の近藤廉投手(24)が25日のDeNA戦(バンテリンドーム)の9回に登板したが、1回を投げ8安打で5四死球、10失点(自責8)と打ち込まれた。 【写真】9回に10失点のスコアボード 3年目の左腕は2年ぶりの1軍昇格で即登板となった。2―8と6点ビハインドの9回に4番手でマウンドに上がったが、いきなり佐野、牧、ソトに3連打を浴びる。そのあと2死をとったが、3アウトが遠い。5安打4四球1死球と10人連続アウトをとれず、球場からも「近藤コール」が起きた。この回16人目の山本祐を遊ゴロに仕留めたが、近藤の表情は青ざめていた。 1イニングで要した球数は62球。イニング最多投球数は2004年4月7日の横浜戦(横浜)の8回に阪神・吉野誠が記録した64球。1991年8月13日の大洋戦(横浜)の6回に巨人・斎藤雅樹が投じた62球に並ぶ史上
「中日ドラゴンズ2-18横浜DeNAベイスターズ」(25日、バンテリンドーム) 九回から今季初登板となった近藤は1イニング10失点を喫した。2年ぶりの1軍マウンドは62球を投じる壮絶な結果となり、今季の防御率は72・00となった。 【動画】顔面蒼白 2年ぶり1軍マウンドで連打を浴びる近藤 いきなり佐野、牧、ソトに3連打を浴びて1点を失ったが、2死までこぎつけた。ここで相手の攻撃も終わりかと思われたが、味方のまずい守備と5四死球が重なった。最終的に打者16人で8安打10失点。止まらない猛攻にベンチの立浪監督は呆然とマウンドを見つめ、大量ビハインドのゲームだけにタオルを投げ込むことはなかった。 懸命に腕を振り、何とか九回、3つ目のアウトを奪った左腕。表情には汗がにじみ、ベンチ前で帽子のつばに手をあてながら野手陣の帰りを待ってベンチに下がった。
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