ヤマト運輸に熱中症対策の強化を求め、ストライキをした男性社員。倉庫内にあった気温計の針が40度で振り切れた際の写真を手に、記者会見した=厚生労働省で2024年8月19日午後3時16分、奥山はるな撮影 ヤマト運輸の倉庫で仕分け作業をする男性社員(55)は19日、東京都内で記者会見し、熱中症対策の拡充を求めてストライキを実施したと明らかにした。男性は「風通しの良くない倉庫内では、気温計の針が40度で振り切れ、身の危険を感じる労働環境だ」と訴えている。 男性は兵庫県尼崎市の営業所に勤務。長年、宅配ドライバーの仕事をしていたが、昨年8月から倉庫で荷物の仕分け作業をするようになった。