ソフトバンクから戦力外通告を受けた高橋純平投手(26)が現役引退を決意したことが30日、分かった。スポーツ報知の取材に応じ「すごく悩んだ。野球への未練、後悔もあるけど次の人生に進みます。ギュッと詰めたら活躍できたのは2年ぐらい。貢献できない中でも、皆さんの応援のおかげで腕を振り続けることができました」とプロ8年間を振り返った。 【選手名鑑】 高橋純平の年俸、通算成績 県岐阜商時代は最速152キロの直球で甲子園を沸かせ、高校日本代表のエースとして君臨。15年ドラフトでは3球団が競合し、工藤監督(当時)の代名詞でもある背番号「47」を背負った。19年に自己最多45試合に登板し3勝2敗、17ホールド、防御率2・65でブレイク。同年6月には球団日本人初となるプロ初勝利からの2日連続白星もマークした。 しかし翌年に右肩痛、21年に右手骨折と近年は故障に苦しんだ。「泥臭くてもいい。野球人生をかける」と