岸田文雄首相の長男・翔太郎氏の秘書官辞任や、臆面もなく家系図をアピールして大炎上した岸信千世議員など、世襲に対する批判が高まっている。だが日本は民主国家であり、世襲議員を当選させているのは国民自身に他ならない。 【写真】大蔵省の「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」いまだからウラ話を明かそう! なぜ日本人は世襲を批判しながら、世襲議員に票を入れるというちぐはぐな行動をとっているのだろうか。その背景には、お互いが自分に甘くして欲しいと考える、日本人特有の思考回路がある。 世襲を批判しながら、世襲議員に投票 翔太郎氏は昨年末、首相公邸で親族と忘年会を開き、公的なスペースで大はしゃぎして写真撮影したことが週刊誌に報じられた。当初、岸田首相は翔太郎氏を続投させる方針だったとされるが、あまりにも批判が大きく更迭を決めた。 岸信夫前防衛相の後継者として補選に出馬した長男の信千世氏は、曽祖父の岸信介元首相に始まる
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