(藤原 修平:在韓ジャーナリスト) ドイツの首都ベルリンのミッテ区に、慰安婦像が建てられた。ドイツ語で「平和の像」(Friedensstatue)と称されており、グーグルマップで検索すると、すでに写真付きで掲載されている。 【本記事の写真を見る】ドイツ・ベルリンに設置された「平和の少女像」 連邦議会議事堂やブランデンブルク門を擁するミッテ区は東京で言えば中央区にあたり、政治経済の中心地である。そのなかでも閑静な住宅街が広がるモアビート地区の一角、連邦首相府から西北西に2キロほどの公共の場所に設置された。ドイツで活動し、ドイツでの慰安婦像設置を支援している韓国人団体「コリア協議会」(Korea Verband)のオフィスのすぐそばの場所である。 これでドイツでは3体目の慰安婦像となる。これまでは私有地に設置されてきたが、今回は初めて公共の場所に設置されたということで、これまで以上に日韓の間で