MV Tampa. タンパ号事件(Tampa affair)は、オーストラリア、ジョン・ハワード政権が2001年8月に、438名のアフガニスタン難民を載せたノルウェー船タンパ号(MV Tampa)のオーストラリア海域への立ち入りを拒否し、ナウル共和国が受け入れた事件[1]。 タンパ号が国内海域に入ると、オーストラリア首相は特殊部隊 (SAS)に乗り込むことを指示し、ノルウェー政府は国際連合規定に反すると発言した[2]。オーストラリア政府は国境保護法(Border Protection Bill)[3]、パシフィック・ソリューション("Pacific Solution")を導入した。 2001年:多数の難民希望者がクリスマス島を含むオーストラリア領へ船で到達。 2001年8月24日:438名(男性:369名、女性:26名、子ども:43名)のアフガニスタン人が多数乗った木製の釣り船Palapa