国際オリンピック委員会(IOC)のアスリート委員会は18日、声明を発表。11日に閉幕したパリ五輪期間中、選手、関係者に対しSNSで8500件を超す誹謗(ひぼう)中傷の投稿が確認されたと公表した。AIを活用したシステムで検出されたという。「私たちはアスリートの代表として、あらゆる攻撃とハラスメントを最も強い言葉で非難する」としている。オリンピアン、パラリンピアン向けの24時間対応可能な相談窓口も紹介している。 【写真】日本では衣装で注目も…自国で批判にさらされるレーガン 大会では国内外問わず誹謗中傷が目立つ事態となった。日本では柔道女子52キロ級で連覇を目指した阿部詩(パーク24)が、2回戦敗退後に号泣。賛否が分かれた。阿部本人は「温かい言葉が人としては絶対にうれしいかなと思いました」と話した。 他にもバレーボール男子や、対戦相手、審判にも批判の矛先は向けられた。日本選手団は大会期間中に「侮