2024年3月11日の英連邦のイベントにビデオメッセージを寄せたチャールズ英国王。24年2月にウィンザー城で撮影されたという。英王室提供=ロイター 英国のチャールズ国王(75)が亡くなったとする虚偽の情報が18日、X(旧ツイッター)の日本語空間で一気に広まった。朝日新聞が確認したところ、複数のアカウントが拡散し、日本時間19日未明までに、そうした投稿が少なくとも計100万回以上表示された。 【写真】偽情報への対抗策「『わからない』でいい」 この情報は英語やロシア語でも広がっており、在ロシアと在ウクライナの英国大使館は18日、SNSに「チャールズ国王が亡くなったという知らせはフェイク(虚偽)です」と投稿し、情報を否定した。 日本語でこの虚偽情報を拡散させたのは、真偽不明な情報を度々流してきたアカウントが多い。 「ニュース」と名をつけ、「独立系メディア」を自称する日本語アカウントもその一つだ。