21人の科学者たちが「今のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡する」という論文を雑誌『ネイチャー』に発表した。これを発端に、食、エネルギー、経済、教育を巡る「幸せになるための新しい暮らし」を実践している人々を訪ね、未来の社会を見つめていく映画『TOMORROW パーマネントライフを探して』が12月23日より公開される。 今年、『セザール賞 ベストドキュメンタリー賞』を受賞した本作の中では先進的なエネルギー施策に取り組む欧米の国や大企業だけでなく、都市部での農業や、住宅や店舗の並ぶ街の通りや花壇に野菜やハーブを植えて、住民みんなでシェアする形の菜園、独自にあみ出した地域通貨など、ごく普通の地域の人々が当たり前のように実践している「新しい生活」が紹介されている。 今回、幼少期から暮らしていた京都府亀岡市の住宅街から里山へと移り住んだ音楽家・高木正勝にこの映画を見てもらい話を訊いた。都市の暮らし
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