ヴァイッド・ハリルホジッチの解任以降、サッカー協会の田嶋幸三会長や技術委員会を中心に、『日本人らしいサッカー』や、日本人監督の就任を求める声が高まってきた。 縦とデュエル(1対1の決闘)を要求し、日本の弱点を挙げてダメ出しを続けたハリルホジッチ。彼に対するアレルギーから、次は日本人がいい、日本人らしいサッカーがいいと、反動が生じている。4年ごとに、右から左へ。あれはダメだ、これはダメだと右往左往する、日本サッカーの日常とも言える。 『日本サッカーの日本化』―。それはかつて、代表監督を務めたイビチャ・オシムによって、2006年に発せられた言葉だ。 しかし、その言葉は、もはや暴走している。奇妙な点がいくつもあるのだ。 12年前からアップデートされていない 一般的に『日本人らしさ』として挙げられる能力は、技術、俊敏性、運動量、組織力。そんなところだ。ずっと前から語られている日本人の長所は、12年
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