2月23日に62歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。昨年には愛娘・愛子さまが成人し、3月には初めての記者会見を予定しているなど、天皇家の存在感は日々高まっている。 新聞などの世論調査では、愛子さまを次期天皇にと期待する人の割合が8割以上にのぼるが、女性天皇・女系天皇についての法的な議論が進んでいる様子はない。なぜ国民の多くが“愛子天皇”を支持しても、日本の制度は変わらないのか。『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)などの著書があるつげのり子氏に話を聞いた。 ◆ 昨年12月1日、愛子さまが20歳のお誕生日を迎えられました。元日の「新年祝賀の儀」で初の公務にも臨まれ、諸外国の大使などに堂々と対応されました。 その凛々しい姿に、「愛子さまを天皇に」と推す世論も強まっているようです。2021年4月の共同通信による意識調査では「女性天皇」に賛成する回答が87%を占めたと報じられました。この高い支持
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