「女性は難しいな」「男の人って何を考えているか分からない」 「性別で人をくくるのは良くない」と頭では理解していても、ついこう感じてしまった経験を持つ人は多いだろう。相手を「1人のひと」として見ることを、少し諦めてしまう瞬間だ。 「どんな人であっても、一人ひとり異なる楽しさや苦しさを抱えて生きていることを、多くの人が知るきっかけを作りたい」そんな想いのもと、2023年11月上旬、東京・渋谷駅構内で、13人の実体験を元にした短編小説を販売したのが、学生団体の「ひと(と)」だ。 「みんながもっと、ひとへの関心をもてる社会を」を目的に活動する、ひと(と)。今回は20~30代の「女の子」13人に、「ああ、自分は『女の子』なんだ」と感じる瞬間についてインタビューし、それを元に小説を作成。13種類の小説が買える自動販売機を、3日間限定で渋谷駅に設置した。 イベント名は「ワンデーガール(ズ)」。なお、ここ
![小説が買える自販機。「女の子」たちの実話を元にした日常の生きづらさを描く13の物語 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c208e3ba169666decabbbe21f75b19e16a78eb9c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fideasforgood.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2025%2F11%2F14D93DD1-1D75-4F3B-BDE9-40EFFAD0F477.jpg)