チョコレートで皮膚がかゆくなる? アトピー性皮膚炎と高カカオチョコの意外な関係 現役皮膚科医がつづる “患者さんと一緒に考えたいこと、伝えたいこと” 大塚篤司/1976年生まれ。千葉県出身。医師・医学博士。2003年信州大学医学部卒業。2012年チューリッヒ大学病院客員研究員を経て2017年より京都大学医学部特定准教授。皮膚科専門医この記事の写真をすべて見る チョコには多くのニッケルが含まれているため、金属アレルギーの方は食べすぎないように(写真:getty images) バレンタインのこの時期、男女ともにチョコレートを食べる機会が増えることでしょう。京都大学医学部特定准教授で皮膚科医の大塚篤司医師が、チョコレートとアトピー性皮膚炎の意外な関係を解説します。 * * * 1879年、スイスのベルンでは「ある薬剤師の息子」が新作のお菓子作りに挑戦していました。発明とは時に失敗や偶然から