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ブックマーク / www.vice.com (6)

  • 〈ガスパン〉!! 身近なドラッグに潜む危険性

    これらの体験談は、ガス缶がもたらしたもの。ガスパンは、ガスライターやカセットコンロ用のガス缶から〈ブタンガス〉を吸引し、窒息状態で酩酊や幻覚を楽しむもので、ホームセンターやコンビニで1300円ほどで入手できる〈身近なドラッグ〉として知られている。しかし、ガスの吸引自体は違法行為ではないものの、その危険性はいうまでもなく高い。窒息死のほかに、ガスの爆発で四肢を失くした少年のケースなど、事故が絶えない。 〈換気大事/じゃなきゃあの人みたいに車で爆発/ケツの皮膚がなくなる〉と歌うのは、10代の4年間をほぼ毎日、ガスパンをして過ごしたというラッパー、りょうすけ(23)。地元栃木県足利市の少年たちに蔓延した遊びがテーマの、ダークなシンセが不穏さを醸すトラップ『ガスパン』のPVでは、ガス缶を口にくわえた少年たちが明滅し、ゆらゆらと焦点が定まらない映像がみられる。 「先輩にぶっ飛ばされるか、ガスパンを

    〈ガスパン〉!! 身近なドラッグに潜む危険性
  • いったい私たちは、たぬきちにどれほど搾取されているのか

    私は資主義者を軽蔑している。そして『どうぶつの森』シリーズの主要キャラクター、たぬきちほどの資主義者はいない。かつて商店を営み、『とびだせ どうぶつの森』で不動産屋の経営を始めた彼は、プレイヤーたちのあいだでミーム化されている有名キャラだ。たぬきちは事あるごとに、マイホーム増築のためのローンを組むよう勧めてくる。彼が強欲な詐欺師であることは著名な事実だ。 2020年3月、シリーズ最新作の『あつまれ どうぶつの森』がついに発売された。タイトルでのアイテム売買で、ついにたぬきちが〈どれほどの〉ペテン師なのかが判明した。 『あつまれ どうぶつの森』では、事業の規模を広げたたぬきちが〈たぬき開発〉として「無人島移住パッケージプラン」を販売する。ゲーム初日は、弟子のつぶきち、まめきちが無人島での新生活の準備を整えてくれる。次の日にはたぬきちが、テントとスマホの代金4万9800ベルの請求書を持っ

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  • 『プレデター』は本当に駄作だったのか?

    今年、公開30周年を迎える『プレデター』を振り返り、なぜこの作品がそんなにまで批評家たちに嫌われたのかについて検証してみたい。 私たちは頻繁に、〈〇〇年代〉という括りで文化を語るが、その区切り方は、1年が1月1日に始まり12月31日に終わるのとは違い、かなり恣意的だ。例えば、60年代といえば1964年に始まり、1969年12月6日の悲劇的なオルタモント・フリー・コンサートにて幕を閉じるものである (あるいは、テレビドラマ『マッドメン』(Mad Men)のドン・ドレイパーでもお馴染み、ヒッピー文化を小馬鹿にしたかのような1971年のコーラのCMで終わったともいえる)。’80年代といえば、1979年にBLONDIEの「ハート・オブ・グラス」、THE KNACKの「マイ・シャローナ」両曲のナンバーワン獲得に始まり、1987年10月19日の株暴落によって終わった。 1987年の変遷は、経済面だけに

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  • CDもDVDも半永久的だったはずなのに

    たいてい、コーヒーの染みのようで、どうやっても消せない。あるいは、ディスクの表面をピンで引っ掻いたような傷であったり、全体が変色していたりもする。いずれにせよ、このような〈ディスク・ロット(ディスクの腐敗)〉を発見したときには、名盤も、おもしろい映画も、二度と鑑賞できない。 光学メディアをダメにしてしまうこの腐は、デジタル公文書のアーキビスト* にとっても、今となっては珍しい〈レーザーディスク〉のようなフォーマットで映画を観たいみなさまにとっても、かなり深刻な問題である。 「ディスクをナイフで切りつけるのはオススメしません。ディスクを灰皿がわりにタバコをもみ消しても、ディスクは壊れてしまいます。でも、ジャムをこぼすくらいなら大丈夫です」 これは、1988年、レコード・レーベル〈ニンバス(Nimbus)〉が調査したCDのパフォーマンス研究に対し、EMIの広報が発表したアンサーコメントだ。ニ

    CDもDVDも半永久的だったはずなのに
  • パナマ文書の主役「モサック・フォンセカ社」について

    パナマのパナマシティに社を置く法律事務所「モサック・フォンセカ」社は世界中の富裕者たちの隠れた資産運用を、過去40年にわたりサポートしてきた。2016年4月3日、日曜、同社の取引を暴露する「パナマ文書」と呼ばれる機密文書1,150万点、データにして約2.6テラバイトがリークされた。 『南ドイツ新聞(SZ)』が入手し、「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」と共有した機密データは、世界中を大混乱に陥れた。72人の現職および元国家元首が、モサック・フォンセカ社が設立したシェルカンパニーと関連していたのだ。シェルカンパニーの設立は合法であるものの、シェルカンパニーそのものは、経済制裁回避、脱税、マネーロンダリングなどの不正にも利用される。 「現在、モサック・フォンセカ社は、オフショア取引に関わる企業として世界でも5の指に入る」とICIJは記載した。「500人以上の従業員と関係者がスイス

    パナマ文書の主役「モサック・フォンセカ社」について
  • トキシック・ショック症候群(TSS)は避けられないのか

    2014年2月、13歳の少女が下痢と嘔吐に見舞われ、病院で診察を受けた。医師は、単なる胃の病気と診断し治療したが、ジェマ-ルイーズ・ロバーツさんは、タンポン使用の悪影響で3月1日に死亡した。家族は娘の死後、トキシック・ショック症候群が死因であった、と知らされた。 先月、SEPSIS(敗血症)とSEPTEMBER(9月)をかけた敗血症月間にちなんで、ジェマ-ルイーズさんの母親、ダイアンさんが、一年前を振り返り、トキシック・ショック症候群(TSS)は過去の話ではありません、とメディアを通じて伝えてくれた。 1980年代初頭、TSSへの不安が女性のあいだで広まった。 1980年だけでも、38件の死亡例を含む813件のタンポンに関わるTSS症例が疾病管理センターに報告されている。タンポン・メーカーは訴えを起こされ、当時人気の超吸収タンポン「Rely」は、すぐに市場から姿を消した。 1982年までに

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