朝鮮日報の日本語版で、面白い特集が組まれていた。 1日当りの生活費、東京がソウルより1700円安い!? 「韓国は日本より貧しいが、生活は日本より豊か」なのか? 農水産物も韓国のほうが日本より高い!? ゴルフ・スキー・輸入車・ガソリンも日本のほうが安い 価格破壊した日本の「失われた10年」 韓国の物価高はウォン高が原因なのか 韓国で生活する筆者としても、興味深い比較だ。 正直、日本に帰ると、交通費を除くと、物価高という印象がない。 安いと思っていた韓国の食事代金も、相当に高くなっている。 特に、高級感が増せば増すほど、割高な感じがする。 ただ、ちょっと注意せにゃならん点がある。 所得レベルが低い中で、日本と同じサービスを要求したら、相対的に割高になるのは当然。 そういうサービスを提供するインフラが未整備なんだから。 だから、日本と同等のサービスを求めると、どうして
【コラム】「韓国の物価高はウォン高が原因なのか」 【特集】どっちが高い? 韓日生活物価徹底比較(6) 財政経済部(財経部)が4日、説明資料を配布した。本紙が連載中の「韓日物価逆転」記事に「少々誤解の余地がある」とし、説明するというのだ。まず財経部は、「同記事は“為替レート変動(ウォン高)”の影響を明確に説明していない」と指摘する。韓国の物価が過度に上昇したのではなく、為替レートという不可抗力の外部環境により逆転現象が起きたという意味だ。 もちろん、まったく同じ1000円のラーメンでも、原価で換算すれば2004年は1万500ウォンものが、現在は8300ウォンになった。これは10.5倍だった原価に対する円の価値が8.3倍に減ったためだ。従って、「韓国と日本で多数の製品の順位が入れ替わった」と財経部は主張したいわけだ。しかしもう少し視野を広げれば、これは問題の本質でないということがすぐ分かる
「韓国は日本より貧しいが、生活は日本より豊か」なのか? 【特集】どっちが高い? 韓日生活物価徹底比較(2) 以前日本は、「国は金持ちだが、国民は貧しい」と言われた。「べらぼうに高い物価」がその原因だった。 一方、韓国では「国は日本より貧しいが、国民の生活は豊かだ」という話が信じられてきた。 しかし最近日本を旅行した韓国人は異口同音に「日本のほうが韓国より割安だ」と話す。実際、ここ数年間で韓国と日本の物価が多くの分野で逆転した。 これはウォン高のせいだけではない。日本は最近10年間にわたり「価格破壊」という名の物価下落を経験した。そしてバブル経済の時期に上昇しすぎていた物価の合理化が図られた。その10年間で日本の物価は8.4%も下落した。例えば400円だった丼の値段も330円に下がっている(「吉野家」の牛丼)。 一方、同期間に韓国の物価は平均36.3%上昇した。ソルロンタン(韓国の
日本経済がすっかりバブルに酔いしれていた1990年代初頭。海外マスコミの東京支局が次々に閉鎖され、日本を後にした。発行部数70万部の米国西部地域の有力紙「サンフランシスコ・クロニコル」を皮切りに、「サンフランシスコ・エグザミナー」や「アトランタ・コンスティテューション」、カナダの「グローバル・アンド・メール」が撤収した。米NBCは、4人いた特派員を1人に減らし、現地補助員3人を解雇した。世界最悪の東京の物価に耐えられず、両手を挙げて降伏したのだ。 バブルがはじけた1990年代中盤以降も、東京の「殺人的な物価」はしばらくそのままの勢いだった。1995年、東京のコメ販売価格は10キロ33.32ドルと、ニューヨーク(22.6ドル)の1.5倍、パリ(18.4ドル)の1.8倍だった。 当時、ソウルのコメ販売価格は「標準米」という一般米の中級品が15~16ドルだったから、ほぼ半分の水準だった。経済
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