盧武鉉くんが来月訪米するという。おそらく、有事に際しての韓国軍に対する戦時作戦統制権をめぐる米国との摩擦を解消するためだろう。 2012年までに戦時作戦統制権を返せという韓国に対して、米国は3年も前倒しして2009年に返還すると回答した。 軍事技術的な観点から見れば、2012年の返還でさえ現実的でないとしていた米国が、逆に韓国側の要求より3年も早く返すと言う。 これは、米国の意趣返しなのだが、これに対して盧武鉉くんは「今すぐ返してもらっても何の問題もない」と強がって見せた。 が、強気の盧武鉉くんに対する韓国内の反発は強く、危惧の念も深い。歴代の国防長官や予備役の将軍たちも、こぞって反対している。 果たして盧武鉉くんは、韓国内で口にしている「反米だからどうだと言うのだ」という言葉をブッシュ大統領に向かって吐けるのか。それとも毎度のごとく、太平洋を渡ると、米国のご機嫌を取るような態度に豹変して