靖国神社への「8・15参拝」をめぐる小泉首相の10日の発言は、なかなかのものである。これで「8・15参拝」が確定したと見ていい。 参拝すれば中国や韓国はそれなりに非難するだろうが、一過性のものに終わる。自民党総裁選も靖国問題が争点となることはない。 そうした情勢をすべて見極めたうえでの発言であった。 メディアの多くは靖国問題が総裁選の最大の争点などといまだに報じているが、これはほとんどウソに近い。最大の争点であるならば、靖国参拝積極派の安倍晋三官房長官が次期首相確定という状況に至るわけがない。 政治メディアの多くはどこかで見方を間違えている。あるいは間違えてしまって、修正できないままここまできてしまったという以外にない。 福田康夫氏が出馬していたら、たしかに靖国問題は最大の争点となったかもしれない。参拝積極派と参拝反対・国立代替施設建設派に党内が二分されただろう。 その場合、福
日曜コラムです、こんばんは。 少し前のことですが、ジャーナリスト花岡信昭さんのブログにて 炎上騒ぎがありました。 コトの起こりは、花岡さんが「モーニング娘。」の「。」表記のおかしさを 指摘して「日本語の乱れ」の原因としたこと、そこに於いて 「歌もへただし、ダンスもひどい」という挑発的な一文を装飾に加えたことから 始まります。コメント欄は一斉に批判で埋め尽くされることとなりました。 その後の展開は何とも言えない中途半端な状態に向かいます。 前述の6/3の記事で炎上したあと、6/5の記事ですかさずお詫びの記事が 掲載され、6/3の記事からも「歌もへただし、ダンスもひどい」の箇所が 削除されることになりました。ところが、なんと6/6の日経BP社のコラムに 早くも花岡さんが登場し、この炎上の顛末を自ら解説するという行動に出ます。 ■花岡信昭ウェブサイト - my weblog : 「モーニング娘。
花岡信昭氏のブログ炎上に関する当ブログの記事に興味深いトラックバックを頂いた。 Dancin’ in the Dark - 「論理的」と見なされること今の世の中、特にある程度よりも若い層を中心に「論理的」であるかどうかについてのリタラシーが上がっているのかなと。裏返せば、「論理的でない」状態に対する許容度が低くなっているというわけ。「論理的か否か」という話とはすこしずれるが、「高コンテキスト文化」「低コンテキスト文化」という言葉を思い出した。私は文化人類学や社会心理学について何も知らないので、これから書くことは単なる素人のあてずっぽうである。 ■高コンテキスト文化と低コンテクスト文化(Hall, E.T., 1976 Ferraro, G.P., 1990)人が伝えるメッセージの内容は、言語化された情報とそれがどのような場面で誰に対して発せられたかというコンテキストによって決まる。あまりコ
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