一部の左翼団体による「反米・親北」を叫ぶ声が、8月のソウルの街角に響きわたっている。 8月15日の光復節(日本の支配からの解放記念日)を前に、韓国大学総学生会連合(韓総連)、祖国統一汎民族連合(汎民連)などの利敵団体が米国国旗を燃やし、北朝鮮のミサイル発射や先軍政治を擁護する極端な反米・親北アジテーションを繰り広げている。 これに全国民主労働組合総連盟(民主労総)、韓国労働組合総連盟(韓国労総)、全国教職員労働組合(全教組)なども加勢し反米デモを行っており、今後さらに大規模な宣伝活動を計画している。しかし一部の急進的な反米の主張は、市民の好反応を得られず、勢いが衰えてきている。 ◆8月は反米・親北朝鮮アジテーション月間 北朝鮮は先月の水害による被害のため、当初平壌で予定されていた光復節の共同祝賀行事を取りやめた。しかし韓国側の親北朝鮮団体はこれをものともせず、共同祝賀行事を前提と