みずほ銀行の西堀利(さとる)頭取は17日午後、都内で会見し、システム障害の原因について「東日本大震災後に都内の複数支店で多くの取引が集中し、一時的にシステムの処理量が想定容量をオーバーしたため」と説明した。取引の内容については「引き続き調査中」としているが、東日本大震災の義援金の振り込みが集中したことで発生した可能性も指摘されている。 みずほのシステム障害は3日連続。この日はATMは午前8時ごろに障害がおき、営業店のシステムも開店時間の9時までに正常に稼働しなかった。これまで東日本大震災との関係はなかったとしていた。 システム障害は同日午前11時ごろ、本支店では外貨預金など一部取引を除いて復旧、全店舗で現金自動預払機(ATM)も稼働している。