違反率という統計?がある。 これは監督指導を行った件数と、その中で法違反が認められ監督官が是正指導を行った件数を除したものである。 100件の事業場を監督し、50件で違反が認められれば、違反率が50%となる。 基本的に監督署ではこの違反率はあまり重視していない。違反が認められなくても、そのこと自体で上司からアレコレ言われることはない。この辺りは税務署と大きく違うところだと思う(税務署は税務調査のときに何も指摘事項がないと相当上司から責められると聞いている。) 最近、この違反率が極端に低くなる傾向にある。 それはなぜか?昨年から始まった「労働時間相談・支援班による訪問支援」の影響だ。 労働時間相談・支援班は、監督官が管内の事業場に対し、法令の周知を行うために一軒一軒訪問して助言を行う(アリガタメイワクにも程がある・・・)。 労務管理について困ってることはありませんか?労働基準関係法令で知りた