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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/kaya (4)

  • 日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう

    <日は「かつて豊かだった」のではなく、もともと貧しかったのだ。事実、日の労働生産性の順位はこの50年間ほとんど変わっていない。昔から傑出した技術大国であったという自らの「勘違い」に向き合わねば、日経済はトンネルを抜けることはできない> 「日AI後進国」「衰退産業にしがみついている」「戦略は先輩が作ったものの焼き直しばかり」。ソフトバンクグループの孫正義社長による手厳しい発言が話題となっている。多くの人が薄々、感じている内容ではあるが、公の場では慎重に言葉を選んできた孫氏の性格を考えると、一連の発言は異例であり、事態が深刻であることをうかがわせる。 実際、日は多くの面で先進国から脱落しており、ここから再度、上位を目指すのはかなり難しい状況にある。私たちには、日はもはや後進国になったことを認める勇気が必要かもしれない。 数字で見ると今の日は惨憺たる状況 このところ日社会が急速

    日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう
  • シャープやジャパンディスプレイと長時間労働のただならぬ関係

    <なかなか抜け出せない長時間労働の原因はこんなところにあった! 設備投資の効果を検証すれば「働き方」の未来が見えてくる> 数千億円の国費を投入し、日の丸液晶メーカーとして鳴り物入りでスタートしたジャパンディスプレイ(JDI)が、3期連続の赤字決算となり大規模なリストラに追い込まれている。もともと同社の経営には無理があると市場では認識されており、今回の結果に対して大きな驚きはない。 だが、JDIの事業縮小やシャープの経営危機に代表される日企業の経営不振は、実は日の働き方改革に深刻な影響を与えている可能性がある。一見すると両者は何の関係もないように思えるが、経済全体の動きを考えるとそうともいえなくなってくる。JDIやシャープの経営問題は働き方改革にどのような影響を与えているのだろうか。 【参考記事】このままでは日の長時間労働はなくならない 同じ製造業なのに、なぜドイツよりも稼げないのか?

    シャープやジャパンディスプレイと長時間労働のただならぬ関係
  • 値上げに踏み切った鳥貴族が直面する「600店舗の壁」とは?

    <懐の寒い時の救世主は、単なる「低価格の焼き鳥チェーン」から「メジャー外産業」に進化できるのか。ワタミとつぼ八でも超えられなかった壁に挑む> 一律280円という低価格を武器に業容を拡大してきた居酒屋チェーンの「鳥貴族」がとうとう値上げに踏み切った。世の中はデフレ一色だが、物価上昇の圧力は徐々に高まっている。鳥貴族がさらに成長するためには、価格という障壁に加え、拡大した居酒屋チェーンの多くが直面する店舗数という大きな壁を乗り越えなければならない。 原材料費と人件費の高騰が値上げの理由? 鳥貴族は、多くの居酒屋チェーンが業績不振に苦しむ中、280円均一(税抜き)という分かりやすい価格体系を武器に急成長を続けてきた。同社の業容拡大はまさに破竹の勢いで、2010年にはわずか177店舗だったが、現在では560まで店舗数を増やしている。 店舗数の増加に伴って業績もうなぎ登りとなっており、2010年に

    値上げに踏み切った鳥貴族が直面する「600店舗の壁」とは?
  • 日本の睡眠が危ない! 働き方改革はライフスタイルの見直しから

    <少ない睡眠時間と余裕のないライフスタイルは、経済全般にマイナスの影響を与える> 日人の睡眠が少々、危険な領域に入ってきた。睡眠時間の短さは、労働生産性と密接に関係することが知られている。当の意味で「働き方改革」を成功させるためには、単純に残業時間を減らすだけなく、日人の価値観やライフスタイルそのものを変革する必要がある。 睡眠時間と生産性には密接な関係がある 厚生労働省の調査によると、1日の睡眠時間が6時間未満という人の割合は39.5%だった(2015年)。6時間未満という人の割合は2007年には28.4%だったので、睡眠を短時間で済ませる人が増えていることが分かる。適切な睡眠時間は人によって異なるが、「日中、眠気を感じた」という割合は6時間未満のグループが高いので、やはり十分な睡眠が取れていないと解釈するのが妥当だろう。 日人の睡眠時間は国際的に見てどの程度なのだろうか。OEC

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