徹底した教育改革で一時苦境に陥った経営を立て直し、全国の大学トップから注目される私立大が群馬県にある。共愛学園前橋国際大(前橋市)。学生数で約千人余りの小さな地方大だ。1999年の開学当初は全国の学生を集めようとしたが不調に終わり、翌年から入学者は定員を割った。そこで地域密着・学生中心を旗印に群馬の若者を地域と一体で育てる方針を強化。地元企業や市役所での半年間の就業体験や企業の海外拠点での研修
![余る大学、2040年に「240校」 想定超す少子化が迫る淘汰 教育岩盤・第5部 子どもが消える(1) - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d66d6b45f8902a0d505afb7ff8771eb45d10906/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO3313490008052023000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.5%26fp-y%3D0.5%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3Dcfaac4570184a16b7ae7cf3e4c72f674)
第1章 リスキリングとは、 今後生まれる仕事に必要なスキルを獲得すること リスキリングとは「企業が従業員に対して、全く異なる業務や職業に就くために、必要なスキルを獲得させること」です。 リスキリングの重要性が初めて提唱されたのは、2018年の世界経済フォーラム、通称ダボス会議の場です。その年のダボス会議では「リスキル革命」に関するセッションが開かれ、第4次産業革命によって数年で8,000万件の仕事が消滅する一方で9,700万件の新たな仕事が生まれる、との予測が報告されました1)。そして、今後生まれる新たな仕事に対して今のスキルセットでは対応し切れないため、社会全体でリスキリングに取り組む必要性に迫られている、との訴えがなされました。 日本ではそれから4年後の2022年10月、岸田首相が今後5年間で1兆円をリスキリングに投じると発表2)して一気に注目を集めました。この発表をきっかけに、202
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