言葉のリハビリをしていると、「病気をしたあと、声が小さくなってしまった」という相談を受けることが多いです 声が小さくなる原因の1つに、「呼気圧(こきあつ)」という呼吸の力が弱くなることがあげられます。呼吸の力を鍛えるためには、「腹式呼吸」も有効な手段です。 腹式呼吸のやり方 ①お腹に手を当て、お腹をへこませながら口からフーッと息を吐ききる ②お腹をふくらませながら、鼻からたっぷり息を吸う ③お腹をへこませながら、5秒くらいかけて息を吐ききる ②③を10回程度繰り返します。 吐くときは、一気に息を吐ききってしまわないで、お腹の力で息を保って少しずつ一定に息を吐くようにします(ここが結構キツイです!お腹のインナーマッスルを使っています)。 お腹をへこませながら、ぺったんこになるまで息を吐きましょう! 息を吐ききると、吸うときにたくさん息が入ってきます。 吸うときは鼻から一気に息を吸って、お腹を