ブレーメンは1992年のUEFAカップウィナーズカップ(1999年にUEFAカップと統合)以来の国際タイトルを目指し、20日に行われたシャフタル・ドネツクとのUEFAカップ決勝戦に臨んだが、延長戦の末1−2で敗れた。同大会の準決勝敗退から2年、悲願の決勝進出を果たしたものの、最後のUEFAカップ(来季からヨーロッパリーグと名称を変えて新方式で開催)も目前で逃すことになった。 延長戦での敗戦に、唯一のゴールをもたらしたナウドはこらえきれずに涙を流した。また、表彰式でもらったメダルをすぐに首から外してしまう選手も少なくなかった。あと一歩で優勝を逃した悔しさが悲しいほどに伝わってきたが、シャーフ監督は試合終了直後、そんな選手たちをピッチに集めて円陣を組むと、30日に行われるDFBカップ決勝に向けて鼓舞していた。 シャーフ監督は試合後のインタビューで、「ロッカールームに座り込んでしまった選手た