男女の学生への嫉妬から2人の車をパンクさせたとして、三重県警津署は6日、器物損壊の疑いで三重大学大学院医学系研究科助教、杉村和人容疑者(32)=同県亀山市小下町=を逮捕した。 津署によると、杉村容疑者は2人と顔見知りで、うち三重県の女性(26)は、同じ研究科の教え子だった。「仲が良さそうだったので嫉妬していた」と供述し、容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年11月24日夜から26日早朝にかけ、それぞれ津市内の駐車場と三重大の構内に駐車してあった、当時三重大の学生の奈良県の男性(24)と、女性の車の後輪タイヤ計4本をパンクさせた疑い。タイヤには刃物で切ったような跡が残っていたという。 三重大は「捜査の推移を見て厳正に対処する」とのコメントを出した。