ユネスコの世界文化遺産へ登録される見通しとなった「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)。地元では、観光客の増加効果にも期待を寄せているようだ。 観光地と言えばお土産がつきものだ。国内各地の世界遺産では多様なお土産が販売されているが、富岡製糸場には既にユニークな菓子が存在していた。 「口に入れるのに勇気が…」でも「おいしかった」 インターネット上で話題になっている「富岡製糸場名物」がある。群馬県の丸エイ食品が2013年1月に発売したチョコレート菓子「かいこの王国」だ。明治時代、日本を近代国家へと導いた養蚕業の発展。絹を生み出す蚕(かいこ)をリアルに再現したのが、この菓子なのだ。緑色の桑の葉の上に、白い蚕をかたどったチョコが乗っている。 見た目が本物に近いだけに、一瞬ギョッとするかもしれない。ツイッターには「口に入れるのに勇気が要る」という感想が書かれていた一方で、「おいしかったです」という声
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