ドレッシング製造やイタリアンレストランを展開するピエトロ(福岡市)の創業者で社長の村田邦彦(むらた・くにひこ)さんが9日、肺がんのため死去した。75歳。葬儀は近親者のみで営む。同社主催のお別れの会を5月22日午前11時、同市博多区下川端町3の2のホテルオークラ福岡で開く。委員長はピエトロ副社長の西川啓子(にしかわ・けいこ)さん。 福岡県出身。福岡大卒業後、会社員などを経て1980年に福岡市・天神にスパゲティ専門店「洋麺屋ピエトロ」を開業した。サラダ用に作ったしょうゆベースの特製ドレッシングが人気となり、販売地域を東京に拡大し、85年にピエトロを設立した。イタリアンレストランの店舗網も広げて現在、九州を中心に国内外で45店展開している。2002年に東京証券取引所2部に上場、15年に東証1部に移行した。
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