苦渋の決断です。12月13日まで見送られてきたサクラエビの漁ですが、県桜えび漁業組合は、今季、完全に漁を取り止めることを決定しました。 県桜えび漁業組合・望月武組合長「消費者の皆さんもエビを楽しみにいてくれたのはありがたいが、提供できなかったのが一番自分たちはすまないなという気持ちでいます」 県桜えび漁業組合は、12月13日午後、4週間近く休んでいる今季のサクラエビ漁について会合を開きました。下されたのは”中止”という異例の決断でした。 県桜えび漁業組合・實石正則副組合長「たいへんご迷惑をかけて申し訳ない、ただこれをやらないと資源の回復ができない、すまない気持ちを持ちながら自主規制の中でやらせてもらった」 サクラエビは2018年、春漁が記録的な不漁で、組合は、これまで秋漁を遅らせてサクラエビの数や生育状況などを調査してきました。しかし、12月10日に行った4回目の調査でも採取した1200匹
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