気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今回は少々趣を変えて、留学についてお話をしよう。留学については、この日経ビジネスオンラインでも多数回取り上げられているが、著者の多くはもともと英語への適性を持った方々であったり、極めて若い時から英語を話す機会に恵まれたりする人のお話が多いような気がする。 私は英語に適性があったわけでもなく、20代も終わりの頃に、しかもあまり日本で英会話を勉強する環境もなかった1965年に米国に留学した。そして、何度か、“もう日本へ帰れ”と言われたりしたにもかかわらず、32年間米国に在住した。その間、大学で教え、幸運に恵まれた結果、米国では1986年から1997年の間に150回以上色々な会議やセミナーで講演した。また、日本と米国の他に7カ国でセミナーをしてきて