イエス・キリストの生誕地として知られるベツレヘム。 この町がパレスチナ自治区にあり、 キリスト教の聖地ながら圧倒的にムスリムの多い地域である事は 前回の記事でちらっと触れたとおり。 それでもキリスト教徒の巡礼者と観光客が 世界中から押しかける一大観光地となってます。 ところがベツレヘムの中心街からほんの数キロ歩いた所に ガイドブックには載っていない、一般の観光客が目にしない この町の別の顔があるんです。 中心部から歩くこと30分あまり、道の先に突如として現れるんが 壁(かべ) いったい何の壁かっちゅーと、 パレスチナ自治区ベツレヘム内にあるユダヤ人居住区を仕切る壁。 高さ5~6mはあるやろーか、何百メートルかごとに監視塔もあり、 見るからに物々しい雰囲気。 パレスチナにようこそ 現在、イスラエル政府は国連での協議に基づいて定められた パレスチナ人の自治区内にもユダヤ人を移住させる政策を進め