布川事件の桜井さん(左端)、杉山さん(左から2番目)、足利事件の菅家利和さん(中央)ら四つの事件の当事者が、取り調べ可視化を訴えた=水戸市中央1丁目の水戸市民会館 再審で無罪が確定した「足利事件」の菅家利和さんら、三つの冤罪事件の被害者が、冤罪被害の実態を訴える市民集会が30日、水戸市で開かれた。それぞれ、身に覚えのない事件で逮捕され、自白に至った過程を生々しく証言した。水戸地裁土浦支部での再審を控えた「布川事件」の桜井昌司さんと杉山卓男さんも参加し、冤罪を防止するには、刑事事件の取り調べを全面可視化することが不可欠だと訴えた。 集会には、富山県で起きた強姦(ごうかん)事件で別の犯人逮捕によって冤罪が発覚、07年に再審無罪が決まった「氷見事件」の柳原浩さんや、03年の鹿児島県議選の選挙違反事件で全員が無罪判決を受けた「志布志事件」の川畑幸夫さんが参加した。 菅家さんは、早朝に自宅に踏
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