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今や4000億円規模に達したモバイルコンテンツ市場。しかし、その動向についてメディアで取り上げられる機会は少なく、かつてのケータイ小説のように「ケータイユーザーの中では人気だが、外部からは全く知られていない」というものは数多く存在する。 この連載では、そういったモバイルコンテンツやサービスに焦点を当て、現状を紹介するとともに、ヒットの秘訣などを探っていく。 ホストクラブを舞台にしたゲームが人気 第1回の今回は、ケータイで人気を博しているコンテンツの代表の1つ、「乙女ゲーム」を取り上げる。乙女ゲームは女性向けの恋愛ゲームの1種で、コナミの「ときめきメモリアル Girl's Side」や、コーエーのネオロマンスシリーズなど、家庭用ゲーム機でもヒットした作品がいくつかある。 だが携帯電話で人気を博している乙女ゲームは、それらとは傾向がかなり異なっている。従来の乙女ゲームは、どちらかというと現実か
米Apple、米Googleなどの新規参入者がモバイル業界に大きな振動を与え、新しい時代が幕を開けつつある。ここで大きくフォーカスがあたっているのが、携帯電話に搭載するアプリケーションだ。現在、Appleなどのベンダーが個々にマーケットを開設し、アプリケーション開発者の囲い込みを図っている。この動きについて、モバイル業界団体のGSM Association(GSMA)は携帯電話事業者に対し、「このままでは大きなチャンスを見逃す」と警告する。 GSMAは無線通信方式「GSM」の普及を目的として、1995年に設立されたモバイル業界最大の団体だ。800社以上の携帯電話事業者を中心に、219カ国から1000社以上が参加している。 2008年、米MicrosoftからGSMAの最高マーケティング責任者(CMO)に就任したMichael O'Hara氏に、GSMAの見るモバイルアプリケーションの現状や
スパイシーソフトの「アプリ★ゲット」は、個人作成のモバイルアプリを配信するサイトの老舗だ。現在では、そうした中から「糸通し」「チャリ走」などのヒットアプリが生まれ、年収1000万円を超えるクリエイターも誕生している。 2008年には、漫画を対象とした「マンガ★ゲット」をスタートさせて事業を拡大するとともに、個人の創作活動支援の幅を広げている。同社が携帯電話を活用して個人の創作活動を支える理由と、そのビジネスモデルについて、代表取締役社長の山田元康氏に話を聞いた。 ――提供しているサービスと、そのビジネスモデルについて教えて下さい。 当社は「アプリ★ゲット」「マンガ★ゲット」というサービスを展開しています。これらはゲームや漫画などのクリエイティブな活動をする個人に対し、作品を投稿する場を提供します。当社が審査した上でユーザーに公開するというアグリゲーター型のサービスになります。 また、公式有
モバイルサイトの主な利用者は10代を中心とした若者だ。上の年代と比べ、よりクリエイティブな仕事にあこがれを持ったり、実際に何らかの活動をしたりするという傾向が強い。最近ではそうした活動の中から実際に収入を得て、プロとして活動するケースも見られるようになってきている。「恋空」などで話題になったケータイ小説はその代表例といえるが、他にもさまざまなジャンルで、ケータイの中からプロのクリエイターが生まれてきている。 今回はそうした中から、携帯電話アプリで年収1000万円を稼ぐクリエイターの事例を紹介する。彼への取材を通して、携帯電話で収益を得る手段や、プロとなるのに必要な要素などを考察する。 ブレイクのきっかけとなった「チャリ走」 穴や障害物をジャンプでよけるだけというシンプルさが受けた「チャリ走」。現在では「チャリ走2ndrace」「チャリ走世界一周」など多くの続編が作られている 携帯電話アプリ
あなたの携帯電話でJavaアプリは動きますか?:携帯アプリを作って学ぶJava文法の基礎(1)(1/3 ページ) 「携帯アプリを作って学ぶJava文法の基礎」について この連載を読んでいるプログラミングに関心のある読者の皆さま、初めまして。 本連載は、プログラム未経験の方でも携帯電話/PHS/スマートフォンなどの端末(以下、本連載ではまとめて「ケータイ」と表記します)で、以下のようなサンプル・アプリケーションを自分で作って動かせるようになることによって、Java言語言語の基礎的な文法を習得することを目的としています。 ケータイでアプリケーションを動作させるためには、以下のことが必要となります。 ケータイJavaアプリを作成するための開発環境の構築 プログラミング言語Javaに関する知識 作成したアプリケーションを実際のケータイで動作させるための手続き そのほか気を付けなければならないこと
ケータイアプリ開発の入門記事「携帯アプリを作って学ぶJava文法の基礎」 Tweet 2008/1/18 金曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク | No Comments » @ITに携帯アプリ開発の連載記事「携帯アプリを作って学ぶJava文法の基礎」が公開されています。 → @IT 携帯アプリを作って学ぶJava文法の基礎 [atmarkit.co.jp] ケータイ向けアプリケーションを開発していく仮定で、Javaを身につけていこうというアプローチのため、「Java未経験者」をターゲットとして書かれた記事のようです。 しかしながら、携帯業界の現状の説明や、開発環境のセットアップ方法から触れられているので、「Javaは知っているけれど携帯アプリ開発はしたことがない」という方にもぴったりの記事だと思います。 確かにケータイアプリは、Java入門としては最適だと思います。
組み込みソフトウェア/ハードウェア開発における技術力の向上、改善・最適化などを幅広く支援する“組み込み開発エキスパート”のための情報フォーラム
10月10日、KDDIからauの携帯電話端末上でJavaアプリをオープンアプリとして利用できるようにするという、衝撃的な発表があった。このJava復活の発表の意味をケータイアプリ事業者の立場から詳しく探ってみる。 過去のKDDI Java(Phase3)を振り返る KDDI向けのケータイアプリには2つの仕様がある。EZアプリ(BREW)とEZアプリ(Java)である。ただし、EZアプリ(Java)の対応端末は、2004年6月のA5407CAを最後に発売されていない。CDMA 1X WINのW11シリーズにも搭載された、KDDI Javaの最後の規格であるPhase3は、プログラムサイズ150Kバイト、データ保存サイズ210Kバイト、QVGA対応となっており、現行機種であるNTTドコモの902iシリーズ、ソフトバンクモバイルの3Gシリーズと並び、今でもjigブラウザの最新版が使えるほどの性能
iPhoneの「App Store」、Androidの「Android Market」のような、アプリケーション配信プラットフォームが、にわかに注目を集めている。だが、日本には、そのはるか前から、同じ道を目指していたサイトが存在する。それがスパイシーソフトの運営する「アプリ★ゲット」だ。 ネイティブアプリとJavaアプリという違いこそあれ、幅広いアプリを一般のクリエイターから募り、それをユーザーに配信していくという点は共通している。最近では、アプリ★ゲットと同じ発想をベースにした「マンガ★ゲット」もスタート。これらのサイトの特徴はどこにあるのか。スパイシーソフトの代表取締役社長、山田元康氏に聞いた。 また、同サイトでシリーズ累計1000万ダウンロードを超えた人気アプリの「チャリ走」を生み出した、クリエイターの星野裕太氏に、ケータイアプリ制作を始めた動機やアプリ★ゲットの魅力を語ってもらった
App Storeの開発者は勝つことで負けるのだろうか? これはAppleのApp Storeが10億ダウンロードに近づいている今、問うべき質問だ。App Storeはハリウッドの映画のセットの家――後ろに何もない書き割りのようなものだ。 どうか誤解しないでほしい。App StoreはおそらくiPhoneの中で一番いい部分だ。わたしはこのストアを、次世代コンピューティングプラットフォームとなるもののキラーアプリだとうたってきた。だからと言って、熱意のあまり現実が見えなくなっているわけではない。市場シェア0.9%のiPhoneは、App Storeを支える極めて小さな土台だということだ。 問題は、あまりに多くのモバイル開発者――少なくともシリコンバレーの――がApp Storeに固執し、もっともっと多くの顧客にリーチできるモバイルアプリストアに目を向けていないということだ。4月11日のVen
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