筒井康隆×いとうのいぢが贈る衝撃作。「放課後ライトノベル」第107回は『ビアンカ・オーバースタディ』でちょっと危ない生物実験 ライター:柿崎憲 現在,大ヒット公開中の「おおかみこどもの雨と雪」,皆さんはもう見に行かれただろうか? 「子育て」という,自分の普段の生活から縁遠い題材が扱われているので,素直に楽しめるのか正直不安だったのだが,気がつけばスクリーンにのめりこみ,スタッフロールが流れる頃にはついつい涙ぐんでしまう素晴らしい作品だった。 本作の監督である細田守の出世作といえば2006年に公開された「時をかける少女」だが,その原作者である筒井康隆が,何とこの夏,ライトノベルに殴り込みをかけてきた。それが,今回の「放課後ライトノベル」で紹介する,『ビアンカ・オーバースタディ』。イラストレーターは『涼宮ハルヒの憂鬱』『灼眼のシャナ』でおなじみの,いとうのいぢ。まさに夢のタッグである。 しかし
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